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さて、カケルと和馬の関係については以下の3つの視点から考察してみようと思います。
・カケルと和馬の出会い
・和馬からみたカケル
・カケルから見た和馬
<鳳翔と森里和馬の出会い>
まずはカケルと和馬の出会いについて。
お互いが出会ったときどのような状況だったか整理してみました。
ちなみにこれはプレつばで語られています。
時は和馬やタカシが2年の12月。場所はアレキサンダーで
和馬は亜衣と喫茶店デート?をしており、カケルはふらりと店に来た模様。
この日和馬は精神科に行っています(ある日の京より)
精神科に通うようになったのは1年の時にタカシをかばって以来、ハブられるようになって
学校で居場所がなくなっていたからでしょう。
つまりこの頃は和馬が必死に自分の居場所を探していた時期だと考えられます。
対してこの頃のカケルは長年探し求めていた伽楼羅もとい鷲介とようやく会うことができ
主人公ズに対して監視を始めた頃です。
主人公ズと再会して1ヶ月たった頃なので、ちょうど今の主人公ズのなかに
伽楼羅は存在しないと認識し始めたころでしょうか。(これは推測ですが)
この時のカケルはいつか伽楼羅を呼び出してやると意気込み、
伽楼羅が帰ってきたときのためにYFBを結成しています。
こんな状況の二人が出会ったわけですが、
和馬はカケルがRウィングに対して平然とした対応をしているところを見て
「いや、すげえよ……あのクソ度胸、マジかっけえ……」
とカケルに弟子入り(?)を志願します。
それに対するカケルは口では「は?ダメに決まってんじゃん。ばいばい」と言ってますが
結局作ったばかりのYFBに和馬を入れています。
<森里和馬から見た鳳翔>
出会いの部分でも書きましたが、和馬はとにかく自分の居場所、存在意義を探してたと思います。
そんな時に現れたのがカケル。
和馬から見たらマイペースで独特のオーラをもつカケルのカリスマ性が
非常に眩しく見えたのでしょう。
(自分の惚れた女のことを「死ね、腐れマ○コ」呼ばわりしたことはスルーしてたけどw)
思うに和馬みたいな人間は誰かを下に見て優越感に浸るか
誰かを心から尊敬してその人の言うとおりに動くかするかでしか
自分の存在意義を見いだせないのではないかと思うわけです。
和馬にとって見下す対象がタカシだったけど2年になってクラス替えとなり、自分自身が
ハブられてそれもできなくなってしまった。
和馬はきっと藁にもすがる思いでカケルが尊敬の対象となってほしいと思って
カケルについていこうと決心したのではないかと思っています。
そうするとあのときの和馬の行動も納得がいくかなーと。
そんなこんなで和馬はYFBに入ったわけですが、入ってすぐに隼人と出会います。
この時カケルに隼人とタカシが同一人物であることを報告し、
和馬はタカシの監視の役目をうけおったのでしょう。
カケルがYFBを作ったのはすべて伽楼羅のためで他の人は眼中にないというのがわかって
(「俺も成田もYFBのみんなも、あのひとにとっちゃ全員ハナから眼中ねンだよ」という台詞を
序盤に和馬が言っている。)
脱力もしてたかもしれないけど、まだ自分の役目(タカシの監視)があるから
そこまで精神状態は不安定ではなかったではないかと思います。
(というか精神状態が不安定になっていった理由は言うまでもなく
亜衣が隼人に好意を示し始めたからだと思いますが)
だからこそ和馬がYFBから抜けさせられたシーン【手詰まりの少年少女たち】で
隼人に対して「お前は俺から、なんもかんも持ってっちゃうんだな」
「きっちーなあ。せめて居場所ぐらい残しといてくれよ」という台詞を
言ったのではないでしょうか。
YFBに入ってカケルの下で働くというのは
この時の和馬にとって唯一の存在意義であり、居場所だったのかなあと。
というわけでまとめると
和馬にとってカケルは尊敬する人。
それはへたれで小心者な自分と違って何もおそれずに突っ走るカケルがまぶしく見えるから。
また、カケルは自分の居場所を作ってくれた恩人でもあると感じてるのではないかと思います。
<鳳翔から見た森里和馬>
続いてカケルから見た和馬ですが、正直カケルは本心でどう思ってるかわからない部分も多いです。
なにせあの性格ですから…w
しかし数少ない和馬に対する台詞やら行動を追ってみます。
まず和馬をYFBに入れた理由ですがはっきりとした理由は書かれていません。
最初は和馬がタカシと同級生だから入れたのかなと思っていたんですが
時系列的にそうではなさそうです。
(鷲介ルートの時のシーン【カケル君の真意】より
『丁度チームにそいつと同級の子がいたからその子を監視役にして』という台詞があり、
和馬が自分の罪を告白するシーン【懺悔】より
和馬の方からタカシと隼人が同一人物だと報告していることから)
となるとどうしてカケルが和馬をYFBにいれたのかはちょっと謎です。
カケルの気まぐれ?もしくはいつかは利用しようとしていた?
などいろいろ考えられますが、理由の一つとしては
もしかしたら和馬の青春ラビリンスな感じがなんとなくおもしろそうだとおもったのかもしれません。
チゲドンさんが入ったばかりの和馬のことを
「あの一生懸命グレようとして張り切っちゃってる様がねー。いつか自分の中でも震えてた
あの懐かしのヴァイブスを感じさせるでしょー?」
と言ってますがそれに近いものもあったのではないでしょうか。
とりあえず和馬をただのタカシの監視役としての駒として見てたわけでもなさそうです。
それは鳴ルートにて和馬をYFBから追放させた理由(和馬の大学受験に差し障らないため)や
和馬に対して伽楼羅について話している(タカシの監視を命令するだけなら
そこまで言わなくてもいいかも)ことから推測できます。
また、統合ルートにおいてもヨージが和馬に電話をかけるシーンにて和馬が
「カケルさんから聞いておまえらの状況知ってるしさ」と言っているので
どうやらカケルは入院している和馬を見舞いに行ったりしていたようで
なんだかんだで構ってはいたようです。
あと個人的に気になることはシーン【翔の悪夢(C)】にて
カケルが亜衣のことを「和馬の女」と称してたことです。
(「おまえ(隼人)、あいつ(和馬)の女を寝取るつもりだったんだろォ!」より)
まあ、初対面の時二人でいたし、隼人と同じように
二人はつきあっているもんだとたいして深く考えてなかっただけかもしれないけど。
少なくとも和馬が亜衣にベタ惚れで、隼人の亜衣に対する態度が
和馬の精神を不安定にさせてるということは認識してたのかなと。
それは同シーンの台詞「存外やつ(和馬)が恨んでいたのはおまえ(隼人)だったりしてなァ!」
からも推測できます。
さらに鷲介ルートでのシーン【カケル君の真意】より
「でも実際、シュウちゃんも隼人もマスターも和馬もフレイムバーズのみんなも、結構バカで
ブッ飛んでるじゃん?」
という台詞より、カケルにとって和馬もブッ飛んでる部類に入ってることがわかります。
カケルにとって青春まっただ中でかつ若干精神的に病んでる和馬は「おもしろく」写ったのかもしれません。
カケルはどこかちょっとねじがゆるんじゃってる人が刺激的で非日常っぽくて好きみたいなので…。
というわけでまとめると
カケルから見て和馬は大切に思っているわけではないかもしれないけど、それなりの愛着?はある様子。
道で拾ってきたわんこをとりあえず引き取ったら、
時にはいらいらして虐待もしちゃうけど捨てるつもりはないみたいな。
そんな感じなのではないでしょうか。
というわけで長々と考えてみましたが、たいした結論にはなりませんでしたwwww
でも満足!!!
っていうか何が楽しかったって、考察するために
昔俺つばプレイしながらとってた和馬に関するプレイメモを見返したり
プレつば俺つばを改めてプレイしたり
プレイしてたらたまひよの可愛さにときめいてうっかり鷲介ルート後半全部見ちゃったり
などなど改めて俺つばの世界を堪能できたことです。
やっぱ俺つばいいわ。最高だわ。
ネタ振ってくれたかんすわさんありがと!